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微エロ。
スレの流れで30分強で作ったもの。推敲が甘かったから投稿した時とちょっと変わってしまった。
以下、ss本文は「続きを読む」から。
「おやおや。そんなに気持ちよかったんですか?」
「ふ…ぁ」
古泉が何か言っている。しかし、その言葉は俺の頭にはちゃんと入ってこない。
「ふふ。眼鏡にまでかかってしまいました。どうしましょうか。これ」
どうするって…普通に拭くしかないだろ。
「舐め取って貰えませんか?」
ここで一気に覚醒した。
は?舐め取る?なぜ?why?
だってそれは俺が今、こいつによって達せられてそれで俺から出てきた体液だぞ。そんなこと出来るわけが無い。
「いや、おま…それは…」
眼鏡を外しながら古泉は全く悪びれた様子もなく言い放つ。
「僕は顔のものを拭かなければならないのでね」
いやいや、だったら眼鏡も一気にお前が拭き取れよ。っていうか、なんで眼鏡外さなかったんだよ。
「人の顔にかけておいてそれはないんじゃありませんか?」
う…それを言われると痛い。確かに心構えをさせなかった俺に悪いところがないかと聞かれりゃその答えはNOだ。それは間違いない。
でも、それとこれと舐め取るってのは話が違うんじゃないか?
「違いませんよ。それではもう、金輪際フェラはしないことにしましょうか?」
な!!いや、それは…なんだ。して欲しいのか?俺。う~ん。なんだか屈辱的すぎるんだがやるしかないような気がしてきたな。
なんでだろうね。参ったねこりゃ。
そうと決まったら、やな事はとっとと終わらせるに限るな。
「貸せ」
古泉が持っていた眼鏡を奪い取る。
見られてながらそんなことするのは恥ずかしいって言葉じゃおさまらん。
古泉には背を向けて眼鏡を口に近づける。
「こっち向いてください」
その言葉で俺は悟ったね。ああ、このまま後ろ向きでやっても許してくれないんだと。
でも俺としては、ちょっとは許してくれるんじゃないかなあ、という期待もあったわけだ。
それでその期待を込めて後ろを振り返ったら、まあ、そんな淡い期待はどっかへ吹っ飛んだね。
古泉を見るとそれはもう、いい笑顔だった。
いい笑顔すぎるぞ。本当に。これは無理だ。絶対にやるまで許してくれねーんだな。
こりゃあもう、本当に覚悟決めるしかないな。
眼鏡を再び口に近づける。
古泉の視線が痛い。痛すぎる。熱視線だ。
これは…なんてこった。体が動かねーじゃねーか。
覚悟…決めたはずなんだけどなぁ。
どうしたもんかね。見られるのは恥ずかしい、がやらなきゃいけない。男にはやらねばならぬ時がある。
一時の恥だ。我慢しろ、我慢しろ…
あれ?ああ、そうか。古泉の視線が無くなればいいのか。
一つの妙案が俺の頭に浮かんだ。
それを実行すべく古泉に近付いて眼鏡をかけさせる。
「え?何してるんですか?まさかやめるなんて言いませんよね?」
うるさい。黙ってろ。覚悟は決めたんだ。男に二言は無い。
俺は古泉にますます顔を近づける。3度目の正直。舌を出す。
ペロ。
あーあ。なんで俺は自分のものなんか舐めてんのかね。
「ちょ、こ…これは…」
古泉がなんだかうろたえている。自分から言い出したくせに、なんだこいつは。
俺はこういう時、古泉にいつも主導権を握られている。
だからうろたえるこいつを見るのは結構珍しく、つい…なんていうか、もっと焦らせたくなった。
後から考えると、なんであんなことしちまったんだ!とか思うわけだが、やっちまったもんはしょうがない。
つまり、俺は眼鏡に付いていた俺のものだけでなく、顔に付いていたものまで舐め取ってしまったわけだ。
そして、俺は何かが切れた音が聞こえた。それはなかなかいい音だったね。
プッツン、ってな具合に。
ああ?なんの音だ?
疑問に思って音源である古泉を見ると、そこには何かのスイッチが入ってしまったらしい古泉…じゃねーな、もう。
そこには一匹の獣がいた。
あーあ、嫌な予感がする。
絶対外れないとわかっている予感だ。
「覚悟してください。今日は寝させません」
ほら、やっぱり当たった。
古泉、お前本当にいい笑顔してるぞ。