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涼宮ハルヒシリーズの2次制作サイト。鈍感なキョンを愛でています。 BL要素満載なので間違って入ってきた人は回れ右です。古キョンだらけですが、国木田×谷口も少々あります。 当サイトはリンクフリーです。相互も大歓迎です。 リクエストなども受け付けておりますので拍手かメールフォームよりお気軽にどうぞ。
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どんどん長くなるssをどうしたものかと悩んでいます。
1はこちら


以下、ss本文は「続きを読む」から。

……そろそろ風呂に入れる時間か
さて、どうするかな
ピンポーン
ん?誰だ?古泉が来るにはまだ早すぎるしな
「どちら様ですか?」
『古泉です』
インターフォン越しの声はそう告げた
「え?」
驚きつつ玄関に走る
ガチャ
「お待たせしました」
「……とりあえず入れ」
しかしお前。びしょ濡れで笑顔全開って…恐いぞ?
っていうか、まだ雨降ってるのになんで来てるんだよ
「おふくろー、古泉来たからとりあえずタオル持って来てくれ」
とりあえず俺がさっきまで使ってたタオルで頭を拭いとけ
「俺は風呂の準備してくる」
あの馬鹿、この時間ってことは俺が自転車で漕ぎ出してからすぐに出発してきたってことになるじゃねーか。
なにが雨宿りだよ。してないじゃねーか。
風邪引いたらどうするんだよ。
なんで雨宿りしてこないんだよ。「お待たせしました」じゃねーよ。待ってねーよ。まだだって思ってたに決まってるじゃねーか。
ああ、もう馬鹿だ、あいつは。
そう考えつつもトレーナーとジャージの用意は出来た。
あとはバスタオル…下着は買い置きあったからそれでいいか
階段を下りて玄関を見るとおふくろと妹と古泉が話している
本当に仲良くなったもんだ
「古泉、買い置きのパンツあったんだが、それでいいか?」
「かまいませんが…え?」
「風呂入ってこい」
「そうよ、古泉君。風邪引かないように入ってきてね」
「風呂…ですか」
「ええ。遠慮なんてしなくていいのよ。早く入った方がいいわ。着替えはお兄ちゃんのだから古泉君には脚が足りないかもしれないけどね」
余計なお世話だ
「かまいませんよ」
お前も肯定すんなよな
「キョンくんも入ってこないとカゼひいちゃうんじゃないの?」
おや、さすがわが妹だ。俺の心配もしてくれるのか
でも古泉の方が見ての通り危険だからな。俺は後で入るのさ
「ふたりで入ればー?」
何を言い出すんだこいつは
俺が古泉と風呂に入ったことなんて…ないぞ。ないからな。あるはずが無いだろう
「いえいえ。それは遠慮しますよ。あなたからどうぞ」
この馬鹿。だから俺よりもお前の方が雨に濡れてるって言ってるだろ
「そうねぇ。2人で入ってきたら?2人とも風邪引かないようにね」
…おふくろまで何言ってるんだよ
「別に男同士なんだからいいじゃない。さすがに湯船に大の男2人が入れないだろうけど、1人が先に体洗って、1人がお風呂で温まって。で風邪ひかないようにすればいいでしょう?」
あー、そうか。男同士だもんな。銭湯とかと同じレベルで言うに決まってるよな
でも、はっきり言ってそれはお断りだ
「古泉、入って来い」
さもなければおふくろと妹によって2人で入らせられるぞ。と目で訴える
さすがに2人で風呂に入るのはやばい気がする。いろいろと
「そうですね。すぐに入ってきますね」
「こっちだ。古泉」
そそくさと2人で妹達から離れる
「はくしょん!」
おっと。クシャミが出ちまった。これじゃあ…
「大丈夫ですか!?やはりあなたから入るべきですね。あなた用の着替えを持ってきたほうがいいで…す…は、は、はっくしょん!!」
はい。お前が入ること決定な
「ですが…」
問答無用。早く入って来い
早くしないとおふくろが来てまた2人で入れって言い出すぞ
「そうですね…ですが、本当は僕はあなたと風呂に入りたいですね」
お前が自制するなら構わないと俺も思うがな。でも、どうせ無理だろうから
「却下」
「はい。わかりました…あなたは頑固ですからね」
は?俺が頑固?自分を棚に上げといて…って、もう浴室に入ってるし。俺が手に持ってた着替え一式を持った上で。
へいへい。勝手に入ってればいいさ

「あら。やっぱり2人で入らなかったの?」
当たり前だろ
「そう」
「キョンくんと古泉くんは仲良しなのにねー」
思春期の男子高生にはいろいろと思うところがあるのさ
「ふふ。そうなの。思春期ねぇ」
「ししゅんきー☆」
なんだ、2人して。俺をからかおうとでも言うのか?
「別に。わが子の成長を見守ってるだけよ。友達を連れてくるのは良い事だけど、思春期真っ只中の男子高校生は彼女の1人でも連れてこないのかなー?なんて考えてないわよ?」
うるさいぞ、おふくろ
「えー?お母さん。それはムリだよー。だってキョンくんの恋び…むぐ」
お前は黙ってろ。もう、本当に黙ってろ。何も言うな
「え、なーに?なんで無理なの?」
なんでもないさ。俺がもてないからって言いやがったから口を塞いでやったまでだ。まったく、失礼な奴だよな。困ったもんだ
「あらあら。そんな本当のこと言っちゃダメよねー」
あんたは本当に俺の母親なのか…?

「お風呂、ありがとうございました」
古泉がリビングに入ってくる
「あははー。やっぱりキョンくんのだと短いねー」
うるさいぞ
古泉の脚は見るな
「俺も入ってくる。余計なこと言うなよ」
俺はこの言葉を妹に向けて言ったのか、それとも古泉に向けて言ったのか…ああ、両方か。無意識に出ていたな
それにしても古泉風呂に入ってる時間短かったな
本当にちゃんと温まったのかね

風呂からあがるとまた3人の笑い声が聞こえてくる
何がそんなに楽しいんだか
ま、それはいいのだが、おふくろには夕食を早く作ってもらいたいもんだ。腹減ってきた
それを催促しようと決めてリビングのドアに手をかける
「それじゃあ、今日は古泉君うちに泊まればいいわよ」
「おとまりー☆」
「それじゃあ、お言葉に甘えて…」
ガチャ
「勝手に何決めてんだよ」
「あら、早かったわね。ちゃんと温まったの?」
大丈夫だよ
「それでね、今日は古泉君うちに泊まるんですって」
「やったー」
だから、なんでそんな話になってるのかって聞いてるんだよ
「制服が乾くのに時間がかかりそうだからどうしようって話してたの。それで、泊まっちゃえばいんじゃないかって提案してみたのよ」
「古泉くん、泊まっていってー」
「というわけです。明日は休日ですしあなたさえ構わなければお言葉に甘えようかと思いまして」
そうかい。俺は構わんぞ
「それでは、よろしくお願いします」
「しかしおふくろ、親父はいいのか?」
「大丈夫だと思うわよー?」
適当くさい人だなぁ、我がおふくろよ。
「あの人、古泉君のこと気に入ってるし大丈夫大丈夫♪」
…親父も古泉のこと気に入ってるのかよ、初耳だぞ
「そうと決まったら布団をお兄ちゃんの部屋にもう一組持っていかないとね」
「あたしも手伝うー」
「はーい。じゃあ、行きましょう」
俺がやる…と言う隙も無く行っちまった
なんであんなに楽しそうなんだか
「…嬉しいです」
……なんだよ。そんなことしみじみ言うなよ
「泊まりたかったなら言えばよかったのに」
「あなたはそれを歓迎してくれていましたか?」
「お前が泊まりたいって言うなら別に批判はしなかったかな」
「そうですか」
まぁ、俺としては俺の家に泊まりに来るよりも…
「ですが、たまにはあなたも僕の家に泊まりに来てくださいね」
こいつは本当に…
「気が向いたらな」
「はい。気が向いたらお越しください。あなたの家ではこんなこと出来ませんからね」
顔が近いぞ、馬鹿野郎
出来ないとか言いつつしようとしてるじゃねーか
変な雰囲気を醸し出すな馬鹿
吐息が顔にかかる… トントン
ドンッ!!
ガチャ
「ただいまー♪」
「布団置いといたわよー?」
「ああ、サンキュ」
「わざわざすいません。ありがとうございます」
「別にいいのよ。…あら。古泉君、どうしてそんな場所に座ってるの?ソファに座ってもいいのよ?」
「ええ。そうですね。では、お言葉に甘えて」
と言いつつ、ほんの数秒前まで座っていた場所に古泉は座りなおした。少々痛かっただろうが、まぁ、しょうがないな
尻餅くらい安いもんだろ。
それにしても、おふくろと妹が忍者みたいに足音が無かったらどうなってたんだか。
やっぱり家でこういうことは禁止だな。俺の精神的にやばすぎる
古泉もさすがに苦笑してるな
「ねーねー。あたしも一緒に寝たーい!!」
「あん?」
「あたしも一緒がいいー。川の字で寝ようよー」
しょうがないやつだな
あ、でもこいつがいれば古泉も何もしないだろうしな。まあ、いいか
「僕は構いませんよ」
「勝手にしろ」
「わーい☆」
「あら?川の字って、じゃあお兄ちゃんも床で布団敷いて寝るの?」
「は?」
いやいや、俺はベットで寝ようとしてたんだが
それ以前にそんなスペースなんてあるのか?
「うん。キョンくんも一緒に寝るのー」
「あら。じゃあ、敷布団がもう一枚必要ねぇ」
「うん!!またキョンくんの部屋においとかなきゃ~」
「はいはい。じゃあ、行ってくるわね」
「あたしも行くー」
え、それって決定なのか?俺の意見無視なのか?
あーあ。もう勝手にしろよ
「ふふ、あなたは妹さんに甘いですね」
あいつに対しては甘くなるしかないだろ。話し聞かないんだから
「今日の夜は2人きりじゃなくて残念ですね」
「馬鹿だろ。お前」
やっぱり妹も居たほうがいいという俺の考えは当たっていたようだ
「今度、僕の家の方では2人で過ごしましょうね」
耳元で囁くな
今は誰もいないんだから別に小声で話す必要なんてないだろ
「それは失礼」
なんでそう言いつつ退かないんだよ
早く退けよ。あの2人が来たらどうするんだよ
ニコニコしてんじゃねーよ
「退けって」
「ちょっとしたスリルを味わいたいと思いませんか?」
ちょっとじゃねーんだよ
おふくろに見られたら俺は死ぬほどの屈辱を味わうことになるだろうが
おい。そろそろ本当にまずいんじゃない…か?
トン
来た!!
さっきと同じように古泉を押そうと思ったが俺の手は空中を押しただけだった
古泉は俺の手が伸びる直前に自分で避けたようだ
じゃあ、最初から退いてろよ
まったく、こいつは
「敷布団置いといたわよ」
「ああ」
「これで3人で川の字出来るねー」
本当にそんなことしたいのか、お前は
「楽しみー」
「ええ。楽しみですね」
って、お前も楽しみなのかよ…
いや、妹に話を合わせてるだけか?
「あたしが真ん中だからね!!」
お前以外の誰が真ん中になるんだよ
「へへー、『両手に花』ってやつだね」
妹よ。それは男が女の人を2人連れてるって意味だ。だから状況として間違っている
それに百歩譲って女にも使えるとしても、俺が花ってガラかよ
古泉なら…いや、なんでもない
「妹さんが中心じゃないと『川』という字になりませんからね。妹さんが中心なのが正しいでしょうね」
「あー。そっかぁ。じゃあ、古泉くんが一番長いところだね」
余計なことを言うんじゃありません
「しかし、あの長いところはハライがあるからな。横を向いて丸まりながら寝てる奴が相応しい。古泉は寝相がいいから相応しくないと思わなくも無いぞ」
「あははー。キョンくん古泉くんの寝相まで知ってるんだねー」
「……ははは」
乾いた笑いが口から出る。
墓穴。というのは今のようなことを言うんだろうな
「あらあら。やっぱりこの子、古泉君には迷惑をかけてるのね。高校生の一人暮らしなのに布団二組も持ってるなんて。もしかしてわざわざこの子のために置いてるの?」
「いえいえ。誰かが泊まることもあると思って最初から二組ありましたよ」
「なーんだ。てっきり2人で一緒にベットで寝てるかと思ったー」
だから、なんでお前は一言余計なんだよ!!
「そんなことないですよ」
ニコニコ古泉。いつも通りの呆れた顔の俺(のはずだ)
よし、バレてないな。
おふくろも
「あらあら。さすがに大の男2人はきついでしょう?ダブルベットとかキングサイズなら別でしょうけど」
なんて言っている。
「それに思春期の男の子らしいし?」
にんまり、としたおふくろがこちらを見ている
は?なんだ?ばれてるとでも言うのか?
「クスクス。何焦ってるの?思春期の男の子は本当に大変なのね。さっき自分で言ってたのに自分の言葉で焦るなんて」
あ、なんだ。さっきの風呂の時に俺が言ってたことを指してただけか。そうだよな。まさか俺達が恋人だとかそんな関係になっているだなんて思う親はいないだろう
罪悪感が押し寄せてくる
今更こんなことを感じるなんて
最初に古泉の好意を受け止めると決めた時にいろいろと諦めることを決心したのに
親に恋人を紹介すること、外で手を繋ぐこと、友達と好きな人の話をすること。普通の恋人がするようなことのほとんど全てを。
そして罪悪感を受け止めることも決めた。後悔はしていない。後悔は…したくない
手に暖かさを感じる
隣を見るとみんなに見せるようなニコニコ笑顔じゃなくて俺を安心させるような笑顔の古泉がいた
俺はそんなにわかりやすいほど不安な顔をしていたのだろうか
俺達の手は古泉と俺の体が邪魔になっておふくろからも妹からも見れない
もう少し繋いでいたいような気もするが、もう大丈夫だ。そう伝えるように古泉の顔を見る
「キョーンくんっ」
「ぐえっ」
妹は朝のダイブと同じように俺にダイブしてきた
そして何も無かったように俺と古泉の間に入ってきた
やれやれ。古泉の手も放しちまったな
「キョンくん、キョンくん」
服の裾をツンツンと引っ張られる。ん、どうした?
「さっき、2人の世界つくりすぎだったよ」
耳元で妹に言われる
妹を見ると、やりきった!いいことした!と言わんばかりの顔
そんなに俺らはダメでしたか。…ああ、ダメだっただろうな
「さーてと。じゃあ、ごはん作ってこようかな。今日はシチューよ」
「シチュー♪シチュー♪」
「おふくろのシチューは美味いぞ」
「そうですか。それは楽しみです」
「あたしもお手伝いしてきた方がいいの?二人きりがいい?」
こそっと妹が言う
「ここに居ろ。無駄な気を遣うな」
「妹さんの好きにしてくださいね」
「うん。じゃあ、ここにいるー」
さて、メシが出来るまで妹と古泉のボードゲーム底辺争いを見ていることとしようかね

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誕生日:
1986/12/06
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社会人2年生になりました。
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