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涼宮ハルヒシリーズの2次制作サイト。鈍感なキョンを愛でています。 BL要素満載なので間違って入ってきた人は回れ右です。古キョンだらけですが、国木田×谷口も少々あります。 当サイトはリンクフリーです。相互も大歓迎です。 リクエストなども受け付けておりますので拍手かメールフォームよりお気軽にどうぞ。
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1ヶ月って早いですね!
…更新してなくてすいませんでした。
しかも、短いss…

去年はエンドレスエイトでいろいろと妄想を膨らませていたのですが今年は2年生になったキョンと古泉みたいな感じです

スイカ食べてるキョン可愛いよ、キョン
やっぱりクリアポスター買えばよかったかな…
公式サイトでは今年もエンドレスエイトをやってるようなのでやってない方は一度やってみてはいかかでしょう?


以下、ss本文は「続きを読む」から。

「白いな」
「は?」
目の前の奴は疑問を口にしながらも笑顔の口をしたままで歯を見せている
ふむ、確かにお前の歯も白い
だが俺は芸能人は歯が命のようだが超能力者もそんなことが必要なのかだとかそんなことは言うつもりなどは無い
というか、そもそも歯の色について考えていたわけでは微塵もない
「なんで焼けてないんだ?お前」
隣にある腕を自分の腕と見比べる
今年も夏休みはハルヒによって大変に遊びまくることになった
俺とハルヒは去年と同じように真っ黒に日焼けしている
しかし、古泉、長門、朝比奈さんは今年と同じように日焼けしていない
どうなっているんだ?
いや、長門に関しては一日中海で直射日光が当たっているのに次の日に同じように真っ白な肌をしていても、「そういうものか」と納得してしまう自分がいるということはわかっている
朝比奈さんもあの白い肌に真っ赤な跡が出来て痛がっておられる姿を見るのは忍びない。だからいい
しかし、こいつは男だというのにこんなに白いままでいいのだろうか
日焼け止めでも隠れて塗っていたっていうのか?
しかも一日中外にいたことも多いのだからこまめに塗り直さなくては肌を焼かないなんてことは不可能だ
もしそうだとしたら、どんな乙女だお前は
そんな古泉を想像してみる
「ふむ、気色悪いな」
そんなことは流石にやめて欲しい
「は?気色悪い…ですか?そんなに白いですか?」
と古泉が少し慌てた
それを横目に部屋を見渡してみるが日焼け止めの類は見えない
「何かお探しですか?」
それを言って「おや、お使いになりますか?」と言って持ってこられても面倒くさいし、あったら少しショックを受けそうなのでその疑問は聞かなかったことにする
沈黙が少し部屋を支配する
どうやら答えが得られないとわかった古泉が諦めたような笑いを漏らした
「あなたはもっと僕に焼けてもらいたかったのでしょうか?あなたがそれをお望みならば今日は一日中外に出ていることにしますが?」
どっちでもいい。というか、どうでもいい
そう、古泉が白かろうが黒かろうがどうでもいいことだ
さっき白いと言ったのは目の前に自分と違った色の腕があって、そのためにふと思ったからだ
「僕はあなたの色々な姿が見れて嬉しいですよ。焼けて真っ黒なあなたも素敵です」
あーあー
何も聞こえない
「海にも行ったので焼けていないところがここしかありませんでしたね」
古泉の手が不穏な動きをしてきたので足で払いのける
「おや、残念」
とニヤニヤして手を引っ込める
「焼けているあなたも素敵ですが、日焼けは少し残念なことがあります」
ニコニコと楽しそうに今度は笑っている
こいつは何個の笑顔があるのかと問い詰めたくなるな
しかし、聞きたくないような気がしてしょうがないな
「火照ったあなたの肌の赤みがわからなくなってしまうのが僕的には一番堪えます」
やっぱり聞かなければ良かった
げんなりする
「それに、僕の跡が目立たなくなってしまうんですよ」
目立たなくなるなんて丁度いいじゃないか
少しポジティブにそんなことを考える
そう思わないと自分の首に縄を巻きつけたくなる
「ですので、昨日は少々違ったところに付けておきました」
晴れ晴れとした良い笑顔でいる奴の顔に掛けていたタオルケットを丸めて押し付ける
腹筋を使って上半身を起こし自分の太腿に目線を下げ、溜息を一つ
そのまま自分の海パン部分のみが黒くなっていない体をぼんやりと眺め、きっと超能力者は日焼けがしない、というあまり役に立たない能力もオプションとしてハルヒに付けられたんだろうと自分を納得させる

毎年の恒例になろうとしている最終日の夏休みの宿題片付けのために最終日前日の今日は寝て体力を温存していようと決める
タオルケットを持ちながらも器用に手を振る奴を一睨みしてその横にまた寝転がった
白いままの腕を引っ張り頭の下に置く
その行動に大した意味はない
馬鹿なことをした罰としてこいつの腕を痺れさせることにしただけだ
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