空

思いつき短ｓｓ第２弾
別題は「乙女古泉」です
お前は中学生か！？と言いたくなるくらいです

ところで、土曜日が来るとなんとなく寂しいです
あと半年これが続くのか…へへ…
武道館イベント、アーティスト多すぎないですかね？
２期の映像とかちゃんと見れるのかな…
声優トークめちゃくちゃ短かったりするのかな？
んー。迷う…


以下、ｓｓ本文は「続きを読む」から

何をしていても上の空
あなたのせいだ
こんな自分は知らなかったのに
今あなたが何をしているのかなど気にしてもしょうがないことだ
知ってどうなると言うことか
でも、どうしようもなく気になる
学校の課題をしていてもいつの間にか携帯電話を眺めている自分に気付く
涼宮さんの僕のイメージを保つために学校では優等生を務めなければいけないのに
どうしてこんなに生活を狂わせられてしまうのだろう？
答えなど自分の中ではもうはっきりと出ているけれどそれを認めてしまってもいいのだろうか？
堂々巡りの思考

他人よりも一回り小さい自分の携帯電話
来ている筈もないのにメールを問い合わせる自分に苦笑する
ああ、やっぱり来ていない
受信フォルダをなんとなくいじる
待ち受け画面に直して待ち受けの何の変哲もない風景を見つめる
何も手に付かない
思い切って聞いてみようか
メールや電話をしてみようか
「今、何をしていますか？」
そんなことをしても不審がられるのが関の山
連絡事項ではないメールが送れない
でも、こうしていても何も起こらないことはわかっている
あなたからメールがくるなんて考えられない
微かな希望など持ってない振りで携帯電話を見つめて何をしても上の空

中学時代の彼の休日の行動パターンを思い出す
知ろうと思えば機関の調査によって今の行動パターンだってわかるだろう
それどころか朝から晩までの逐一の報告が見れるだろう
彼は涼宮さんに次ぐ重要人物だ
そんなことわけないだろう
でも機関の報告書でなど知りたくない
あなたから教えてほしい
鳴らない携帯電話を見つめる
あなた専用の着信音
鳴るのはいつになることか
そんなことを考えながら空を仰いだ
青空だったはずなのにいつの間にかオレンジ色の太陽が目に眩しかった


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