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涼宮ハルヒシリーズの2次制作サイト。鈍感なキョンを愛でています。 BL要素満載なので間違って入ってきた人は回れ右です。古キョンだらけですが、国木田×谷口も少々あります。 当サイトはリンクフリーです。相互も大歓迎です。 リクエストなども受け付けておりますので拍手かメールフォームよりお気軽にどうぞ。
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カニバリズム(クリックでwikiに飛びます)的な意味で。と友人がある時言ってネタになるかなぁ、とメモしていたのを見て書いてみました。
ちなみに、私は友人がその発言をするまでこの言葉を知りませんでした。
というわけでリンクを付けました。
さて、カニバリズム、意味はわかりましたか?(or 元から知ってますか?)
その上で、大丈夫だという人だけssをお読みください。
大したことはないと思うのですが、人それぞれですしね。

一応言っておきますが、私はハルヒも長門も森さんも大好きですよ。


ss本文は「続きを読む」から。

学校では気をつけていたのに
少し魔が差した

古泉の焦った顔が見たいと思ってしまった
いつも通り「あなたには敵いませんね」と笑顔で言うあいつ
勝ったのに口惜しがられないのはなんとなく気に食わない
あの表情を崩したいと思った

朝比奈さんが「着替えがあるので先にお帰りください」とおっしゃったので、今は古泉と2人だ
先程の表情を崩したいという衝動はむくむくと大きくなっていた
廊下の前後を見渡す
誰もいないな

古泉は俺に話すとき、まず間違いなく顔もこちらに向けてくる
少しあいつが下を向いているのはご愛嬌だ
今の俺には都合がいいことだしな

「古泉」
「はい」

思った通りの姿勢を古泉はとる
ひょいと顔を近付けてキスをしてやる

「!!っっ!何するんですか!?」

「お、焦ったな」
表情が崩れた
顔色もどうやら赤くなっているようだ
そして慌てて周囲の確認をしている
「焦るに決まってるでしょう?ここは学校なんですよ?誰かに見られたらどうするんですか?」
「誰もいねーって」
確かめたんだからさ
「まったく…あなたって人は」
文句を付けつつも口角は上がっている
「はは、わりーわりー。たまにはお前の微笑み以外の顔が見たかったんだよ」
「…いつもあなたの言葉や行動で一喜一憂してるんですがね」
「そうなのか?」
いつもの古泉を思い出しても、俺ほどは表情の変化がないような気がする
「わかっていただけてなかったとは」
「うーん」
目を瞑ってさっきよりも多く古泉を思い出してみる
と、頬に感触が。
感触があったところを手で押さえながら隣を睨む
「なにすんだよ」
「先程のお返しです」
「しょーがねー奴だな」
「あなたこそ」
額を合わせて見つめあう
どちらからともなくキスをする
唇を離した後もそのまま額を合わせたまま2人でくすくす笑いあう
こんな日常が好きだ

ドサッ

次の瞬間、何かが落ちた音が聞こえた
思わず硬直した
きっとその物音がした場所にいるのはあいつだ
何故わかるのか?
なんてそんなもん知らん
ただの俺の直感だ
意を決してそこに居るだろう人を確かめるためにそちらを見る
やっぱり、今は世界で一番会いたくない奴がそこにはいた
「何…してるの?」
引きつった顔をしているハルヒ
どこから見ていたのだろうか
見てすぐにカバンを落としたのだとしたら
笑っていた場面だけか?
でも、男同士が額を合わせて笑ってるなんてそう滅多にあるもんじゃない
「キョン!!」
ハルヒがこちらに向かって走ってくる
裁判を受けている被告は今の俺と同じような心境なのだろうか

俺の横に居た古泉をハルヒは押しのけて俺の胸倉を掴もうとした
しかし、俺はバランスを崩した古泉が転ばないように古泉を支えていた
無意識にハルヒの手を払い除けながら
そして俺が急に動いたせいでハルヒは勢い余って転んでいた

慌ててハルヒを起こそうとする
「ハルヒ、悪かった」
ハルヒは口を開けてこちらを見ている
放心しているようだ
差し出した俺の手をハルヒは掴もうとはしてくれなかった
俺はハルヒよりも古泉を優先させてしまった
何も考えずに
それが俺の本心だった
嘘偽りない俺の心なんだ

「な…んで?」

なんでだろう
俺にだってわからない
でも、こいつが大切なんだ
何よりも

「いやぁぁぁ!!!キョン!!キョン!!」

自分で起き上がってハルヒは俺の胸倉を掴んできた
今度はちゃんと掴んできた

ブーブーブー
古泉の携帯電話が鳴っている
そんな焦ったおまえの顔が見たかったわけじゃないのに
焦って焦って困って青ざめている顔なんか見たかったわけじゃない

「行かなくてはいけませんね」
「行くなよ」
嫌な予感がする
恐い
古泉が俺の前から消えてしまうような気がする
「僕のせいですから。行かなくては」
「嫌だ」
「キョン!!こっちを見てよ!!」
「すいません」
「古泉くんは黙っててよ!!」
ハルヒには悪いと思いつつも我慢なんか出来ない
ハルヒを振り払って古泉の制服を握る
「行くなって!!」
震える俺の手を古泉は外して「申し訳ありません」とだけ言って駆けて行った
「待ってくれよ」
しゃがみ込んでいるハルヒには本当に申し訳ないと思いながらも、今の俺には古泉を追いかけないという選択肢があるわけがない
古泉を見失わないように追いかける
後ろからは「キョン!キョン!」という悲痛な叫び声が聞こえていた

古泉が向かった先は高校の校庭だった
良かった。車に乗り込んだらどうしようかと思っていたからな
しかし、安心したのも束の間だった
古泉は何も無い場所へと消えていった
消える直前、古泉はこちらに振り向いて微笑んだ
「古泉っ!!」
俺の声は届いただろうか
なんの返答も無く消えていってしまったから答えはわからない

古泉が消えた場所に立つ
何も起こらない
でも、きっとここには閉鎖空間が出来ているのだろう
何の力も持たない俺には入ることが出来ない空間
何度もそこを行き来する
入れない入れない
誰か俺をここに入れてくれ
手を差し伸べてくれ
最初に古泉と閉鎖空間に入った時のように
あの時は望まなくても簡単に入れたのに
古泉は入っていったのに

何も出来ずに時は過ぎていく
後ろに人の気配
「森さん…」
「こんにちは」
森さんの顔は厳しかった
俺が入れないあの空間の中では何が起こっているのだろうか
「森さんは入らないんですか?」
入るなら、一緒に連れていって欲しい
「私は一人では入れません。能力者が一緒でなければ」
俺と同じなのか

それからまた何も出来ない時が流れた
俺に出来ることは無いのだろうか
古泉の安全を願う以外で
そういえば、ハルヒはどうしたのだろうか
俺が放ってきてしまったハルヒ
俺の名を呼んでいたハルヒ
まだあそこに居るのだろうか
行ってフォローするべきなのだろうか?
フォロー?
なんと言って?
キスの場面を見て自分よりも他の男を優先されたのを目の当たりにして
今さら何と言ってフォローすると言うんだ
フォローなんて不可能だ
何を言っても嘘にしかならないのだから
言い訳なんかしたくない
だからといって本当のことを言うなんてもっとありえない

誰も居なかったはずの場所に見慣れない人がいきなり現れた
閉鎖空間が消滅したのか?
なら、古泉も出てくるはずだ
良かった
今回は世界の消失とかは関係ないんだ
「古泉、古泉」
走り出そうとした俺を森さんは止めた
「なんですか?」
早く古泉に逢いたいのに
現れた人は森さんと何か話していたようだった
森さんの表情はさっきよりも厳しくなっていた
閉鎖空間が消滅したというのに
「古泉が居る場所がわかりました」
連れて行ってくれるのだろうか?
「でも、落ち着いて聞いてください」


「古泉は死んだようです」

 

なんだって?


閉鎖空間では、赤い球体になって戦っていたから、バリアみたいになって傷つかないものだと勝手に思っていた
死ぬほど危険だったのか?
だってあいつは『ニキビ治療薬みたいなもの』なんて例えていたから
もっと危険だったら『戦闘員』とか、もっともらしいものがあるだろう?
死ぬ…?
古泉が死んだ?
そんなの嘘だ

「連れて行ってください。その場所に」

そうだよ
嘘に決まってるじゃないか
きっとその場に行けば古泉が「冗談ですよ」なんていつもの胡散臭い微笑で出迎えてくれるに決まっている
「いいんですね?」
森さんの神妙な顔が嫌だ
演技がお上手ですね
相変わらず

 

そこには血まみれの古泉が

 

「神人は古泉ばかりを追いかけていたらしいです。いつもは建物を壊すだけなのですが。ある個体に執拗に向かってくるのは初めてだと他の能力者も驚いていました。そして、古泉を倒したら神人は動かなくなって直に消滅した。閉鎖空間も消滅したようです」
深層心理でしょうか

誰の?と聞くまでも無く、ハルヒのだ

「こ…いずみ」
駆け寄る
血は乾いていないし、まだ温かい
ただ、呼吸をしていない
動かない
心臓の音がしない
どこもかしこも血まみれだ
強烈な衝動に駆られる
気付いた時には古泉の傷口に俺の舌が舞う
「何をっ!?」
後ろから誰かの声がする
『傷口を舐めると治りが早いんですよ?』
俺は嫌がったのに俺が怪我した時にお前が言ったことだ
自分で言ったことなんだ
自分の体で証明してみせろよ
治ってみせろよ
こいつの血だから舐めるのに苦なんて伴うはずも無い
舐めているうちに他の傷口の血が乾いていく
ああ、早くしなければ
こいつの体は俺のものなんだから
血の一滴さえも俺のものだ

また時間は過ぎて
ほとんどの傷口を舐めて、それでも古泉は目を開けない
「なんでだよ」
こうすれば治るって言ってたじゃねーか
「馬鹿やろう」
俺の体温よりも低い古泉の体に触れるのが恐い
でも、手離すことは出来ない
目を開けやがれ
起きやがれ
いつも通りの嫌味ったらしいほどの微笑みを浮かべやがれ
俺を見ろよ
どうすればいいんだよ…?
「な、がと…」
俺の脳裏に一人の人物の姿が浮かんだ
そうだ、長門なら何とか出来るんじゃないだろうか
古泉を担ぐ
意識の無い人間はやはり重い
「え、何を…?」
森さんの声が聞こえてきたけれど、それに答える気は無かった
早く、長門のところに行かなくては
「長門、長門…」
どこにいる?
学校内か、外か
そういえば、今は何時頃なのだろう
すっかり暗くなっている
長門はどこに?
そう思っていたら小柄な人影が見えた
「長門!!」
長門はこちらにまっすぐ歩いてきた
俺が探していたのがわかって、来たようなタイミングだ
「長門!古泉を生き返らせてくれ!!」
「それは出来ない」
無機質な声が答える
それは一番聞きたくなかった返事だった
長門ならなんとかしてくれるという俺の希望はこれで終わってしまうのだろうか
いや、まだだ
「…でも、朝倉を消すことは簡単にしていたじゃないか。消すのが簡単なら作るのだって簡単に出来るんじゃないか?」
長門の眉が顰められたように感じた
俺の気のせいだろうか
「それは私に古泉一樹のインターフェイスを作れ、ということ?」
古泉のインターフェイス…それを作り出すことは可能なのだろうか
「古泉一樹と同じ姿かたちをしたものを作り出すものは可能。だが、推奨はしない」
なんでだよ。俺は古泉と一緒に居たいんだよ
「古泉一樹の精神データを完全に取得することは不可能。よって、私の中にある『古泉一樹』のイメージ像からそのインターフェイスは作成される。それは、あなたにとっての古泉一樹とは似て非なる物」
そうか
長門に見せた一面で作られた古泉のイメージ像
それは、きっと俺にとっての古泉とは違うものだ
そんな古泉と俺は一緒に居たいと思うだろうか?
いや、考えるまでも無い
俺が逢いたいのは今までと同じ古泉なんだ
俺が好きになった古泉だ
「もう、逢えないのか…?」
古泉とは一生。
長門から返事は無い
そうか、思い出だけが頼りなのか
古泉を思っても、もう触れ合うことは無い
会話も出来ない

「なぁ、長門。俺も死んでいいかな」

そんな世界に俺が生きる意味はあるのだろうか
狂って狂って
そんな世界は狂ってしまえばいいんじゃないか?
あいつがいない世界なんて
こんな世界なんて壊れてしまえ
「それは推奨しない。あなたが死んだら涼宮ハルヒに何が起こるかわからない。情報統合思念体もそれを良しとはしない」
ハルヒの精神安定のために俺にこれから生きろというのか?
「それに、私個人としてもあなたには生きていて欲しいと願っている」
『この世界を気に入っているんですよ』
いつか言っていた古泉の言葉
あいつは自分が好きな世界を崩壊させないために頑張っていると言っていた
でも、それは自分が居ることが前提なんじゃないか?
「なぁ、どうなんだ?」
古泉を地面に置いて顔を合わせる
もちろん返答なんて無い
でも、いつか言っていた
『あなたが生きているならばそれだけでこの世界は素晴らしい、と思うようになってきました』
冗談のように聞こえたけれど、本気だったような気もする
だって実際俺は今、古泉がいなくなってしまった世界が素晴らしいと思えない
さっきまでは大好きだった世界なのに
古泉は俺が生きていることを願っていた
じゃあ、俺は生きるしかないのだろうか
これから一人で
古泉がいない世界で
…一人は嫌だ
「長門。人肉を食べることについてどう思う?」
カニバリズム
本で読んだ時は人の肉を食べるなんて自分にはありえないことだと思っただけだった
でも、今はそう思わない
古泉の体を俺に取り入れたいと思った
これからも俺が生きるのならば、一緒に生きていて欲しいと願った
俺の血となり肉となって欲しい
長門は無言だ
「長門」
長門に肯定されれば俺はなんの躊躇いも無く古泉を食べるだろう
ゴクン
古泉と俺が一生一緒にいるのだ
それはなんて素敵なことなんだ
古泉が死んでしまって、発狂していない自分はなんて素敵なことなんだ
こんなことを思いつけるなんて
古泉の血はさっきいっぱい舐め取った
その血はもう俺の体のなかで生きている
ああ、早く古泉の全てを食べなくては
指先を齧る
古泉の指は細く長く、俺は大好きだ
いつもよりも冷たいのが残念だけれど
甘噛み
もっと強く
古泉の体に傷を付けるなんてしたくなかったのに
さぁ、今度は思いっきり

ガチン

自分の歯同士がぶつかる
思い切り噛んだから痛い
噛もうと思っていた古泉の指は無くなっていた
指だけでなく、体全てが

「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「古泉!古泉!!」

どこだ?古泉。
どこにいっちまったんだ?
長門が消したのか?
「長門!!お前が消したのか?」
「私は何もしていない」
長門の軽い身体を持ち上げていたことに気付く
「すまん」
「恐らく涼宮ハルヒの能力。古泉一樹の身体が消されたのと同時に、古泉一樹という人物は極少数の人以外から消去された」
俺の記憶は大丈夫だが他の人は改竄された?
ハルヒが消失した時のような記憶改竄
でも、あの時ハルヒは居た
ただ、北高にいなかっただけで存在していた
古泉と一緒に居た
しかし、今回は違う
探しても探しても見つけることなんて出来ない

「ハルヒ」

ハルヒはまだあそこに居るだろうか
俺が置いてきてしまった廊下に

出来る限りの全力疾走をした
こんなに一生懸命走るなんて滅多にないな
そして、そこにハルヒはまだ居た
「ハァハァ、……ハルヒ」
「キョン。…あたし、どうしたのかしら。何か知らないけど気付いたらここにしゃがみ込んでたのよ。こんな時間なのに」
「ハルヒ。古泉を消さないでくれ」
「はぁ?こいずみ?何それ?」
「俺の好きな奴だ」
「?言ってる意味がわかんないんだけど」
「この世界をやり直したいんだ」
ハルヒ、お前が悪いんじゃない
そんなことはわかってるんだ
ハルヒは無意識だった
じゃあ、誰が悪い?

きっと、正解は『誰』じゃない
ただ、人間が感情を持っていることが原因なんだ
恋愛感情という名の魔物を持っているのがいけないんだ

俺たちはただ愛し合っているだけだ
ハルヒはそれを知って無意識に何かを引き起こしてしまっただけだ
さぁ、世界をやり直そうじゃないか

ハルヒの力ならそれは可能だろう?

「キョン、痛い」
ハルヒの肩を強く握りすぎたようだ
「ああ、悪い。…お願いだ、ハルヒ」
「キョン、離して。今のあんたは恐い」
「ハルヒ!!」
ハルヒの瞳が歪んでいる
と、思っていたらいきなりハルヒが倒れた
「ハルヒ?」
ハルヒの後ろにはいつの間にか長門がいた
「失神させた。涼宮ハルヒは自分の記憶も改竄した。古泉一樹の記憶は無い」
でも、長門が無理ならハルヒしか頼める人なんていないだろう?
他の誰が古泉とまた逢わせてくれるって言うんだ?
「あなたの記憶からも古泉一樹を消去すべき」
俺の記憶から古泉を失くす?
そんなこと許さない許さない
もう、思い出を持つことしか許されていない俺にそれすらも奪うつもりなのか?
「そんなことしたら、一生恨み続けてやる。消去されても思い出してやる」
「そう」
だから、俺の記憶から古泉を消すなんて言うな
狂ってしまう
俺の世界から古泉を取らないでくれ
中心を奪わないでくれ
目の前の長門の口が小さく動いた
高速で
そうか、いつかの高速呪文?
「嫌だ」
俺から古泉を奪わないでくれ
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ

「ごめんなさい」

記憶が途切れる前に聞いた最後の言葉は長門の謝る声だった

 

 

 


目覚ましの鳴る音がする
随分目覚めのいい朝だ
まるで、今日何時に起きるのか誰かに決められていたかのようだ
さて、今日はハルヒが何か言い出すだろうか
何か言い出したとしても朝比奈さんに迷惑が掛からないようにしなくてはな
きっと今日も授業を受けて、放課後はハルヒと朝比奈さんと長門と俺で適当に文芸部室で過ごす
普段と同じ

ドクン

心臓の鼓動が大きくなる
どうしたんだ?
不整脈?いや、まさか。
トクントクン
と普通の音を奏でる心臓
さっきの鼓動は気のせいだったのだろうか
それか、起きたばかりだし、そのせいだろうか?
どっちにしろ、大したことではないのだろう
さぁ、折角目覚めがいいんだ
妹が来る前に居間に行くこととしよう

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HN:
彼方
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37
性別:
女性
誕生日:
1986/12/06
職業:
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自己紹介:
社会人2年生になりました。
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