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涼宮ハルヒシリーズの2次制作サイト。鈍感なキョンを愛でています。 BL要素満載なので間違って入ってきた人は回れ右です。古キョンだらけですが、国木田×谷口も少々あります。 当サイトはリンクフリーです。相互も大歓迎です。 リクエストなども受け付けておりますので拍手かメールフォームよりお気軽にどうぞ。
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10月になったら変えようと思ってたのに、いつの間にかもう半分です。
でも、使ってた期間的には1ヶ月なんですよ?←言い訳

使用したお題サイト様へはリンクから飛べます


以下、旧拍手は「続きを読む」から

遠すぎる恋のお題

 

06. 続かない会話


国木田→谷口

 

「国木田、明日駅前でナンパしに行かねーか」

「遠慮しておくよ」

「なんでだよー。おまえいると女も油断しやすいんだよ」

「嫌。行かない」

「えー、友達がいがないヤツだなー」

「なんて言われたって嫌」

「んー、しょうがない。キョンでも誘うか。でもキョンはなぁ、涼宮がなぁ。…あー、1人でするかなぁ」

「それもダメ」

「は?なんでだよ」

「なんでも」

「だからなんでだよ」

「…………」

「変なヤツ」

「明日は僕の買い物に付き合ってよ」

「なんだ、そうだったのか。じゃあ、いいぜ。何も言わないで嫌だって言い続けるから何ごとかと思ったじゃねーか」

へらへらと笑う谷口
本当のことを言いながらちゃんと会話出来るようになるにはあとどのくらいかかるのかな

心の中をちゃんとさらけ出さない会話なんて続いても意味なんて無いのにね

でも、本当のことを言ったら会話なんて続くわけがない

谷口は絶句するか逃げるか、あとはなんだろう

いまからシュミレーションしておけばいいのかな

続かないだろう会話のシュミレーション

なんて馬鹿げてる想像だ



07. 特別を望む心

 

あなたの特別な人は誰ですか?

涼宮さんですか
長門さんですか
朝比奈さんですか
佐々木さんですか
僕が知らない人ですか


あなたが特別優しく接する人は誰ですか?

あなたが特別気に掛ける人は誰ですか?

あなたが特別に愛する人は誰ですか?


それは僕である可能性はどのくらいありますか?
1%でもありますか?

それを望んで望んでどうにかなってしまいそうです

きっとそんな僕を他人は蔑むでしょう

あなたの特別になれさえすればどうなったっていい

あなたの心の奥底に入れるならばあとは何も望まない
望むことなんてない

何を望むことがあるというのだろうか



08. 近づいたところで、意味も無い

 

「古泉、顔が近いって言ってるだろ」

物理的に近付く

その時は大抵僕から

彼から近付くことなんてまるでない

そして近付いたところで彼の反応は大したことがない

本当は物理的に近付くよりも先に心で近付きたいのにどうすればいいのかわからない

僕の生い立ちを話して心を近づける?

そんなことしても同情されるだけ?

機関のことを話してどうする

『僕はこんなに頑張っているんですよ』

そんな風に聞こえるだけだ

彼は心の奥底では優しいからそれで気を使うようになってくれるかもしれない

でもそんなの嬉しくない

もっとも、機関のことを彼に詳しく話すことも許されていない身分なのだ

自分は


僕はそんなちっぽけな存在だ

彼に近付いても暖簾に腕押し、ぬかに釘

彼と近付いてもしょうがないんだ、本当に


だって彼から近付いて欲しいと思ってくれないと意味がない




09. 無視より辛いこと

 

「昨日ハルヒがな……」

彼が涼宮さんのことを話す

少し嬉しそうな顔で

やれやれ・溜息・呆れ顔

それに混じって少しの笑顔

彼女の行動の説明

自分からはあまり喋らない彼が実に雄弁だ

涼宮さんの話をするのが楽しい?

彼女の話を嬉しそうな顔でするくらいならいっそいつも通り気のない顔をしてもらっていた方がまだいい

僕と話しているのに彼の心を支配しているのは違う人だなんてひどいじゃないですか

そんな顔をさせているのが自分だったらどんなにいいか

ああ、こんな仕打ちはひどい

嫉妬なんてしたくないのに

黙っていてもらえないだろうか

僕の存在なんてないかのように過ごしてくれないだろうか

そうされたらまた心が傷つくんだろうがその方がいいと思う

この醜い感情がドロドロと零れる前にそうしてもらえないだろうか

僕に話しかけないで下さい

無視してもいいですから




10.ゴミ箱外した紙くず

 

誰も居なくなった文芸部室

なんとなく残りたくなって戸締りを自分でやると言って鍵を預かった

何をしたかったのだろうか

彼のいつもの椅子に腰を下ろす

ここに座ると僕のいつもの位置の目の前だ

そんな当たり前のことを考える

ここからだと長門さんもよく見える

彼の目線が僕より後ろに行っていると感じた時はきっと長門さんを見ているのだろう

涼宮さんの見え方は僕とあまり変わりない

朝比奈さんを見るのはちょっと無理やりじゃないとダメなんだな

彼はいつも眼福、といった感じで見ているから関係ないのだろうが

好きな人の席に座ってみる、なんて小学生のようだ

実に可愛らしいじゃないか

微笑を零す

ああ、バカらしい

自分の行動も、恋愛感情自体も

ふと思いついてカバンからルーズリーフとボールペンを取り出す

ああ、なんてくだらないんだ

今からしようとしていることは

真っ白なルーズリーフの真ん中に一言

僕の彼への気持ちを綴る

紙飛行機を折って軽く飛ばしてみる

簡単な折り方をしたからあまり飛ばないで落ちてしまう

凝った折り方で長く飛ばそうと小学生の時には熱中したものだ

拾い上げてくしゃくしゃに丸める

端にあるゴミ箱に目掛けて投げる

シュート!

とはいかずにゴミ箱に跳ね返されてゴミ箱の前に落ちる

上手くいかないものだな

小学生の時にはムキになって拾い上げては同じ場所からまた挑戦したな

でも、もうそんな思いはない

素直に拾ってゴミ箱に入れようとしたが、一瞬躊躇して結局やめることにする

ゴミ箱の前、丸めた紙くず

その紙には乱暴な筆跡で僕から彼への想い

普通に捨てられて見られる可能性は低い

が、なかなかスリリングじゃないか

もしかしたら、もしかしたらということもある

この遠い、届く気がしない恋に何かが起こるかもしれない

 

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