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涼宮ハルヒシリーズの2次制作サイト。鈍感なキョンを愛でています。 BL要素満載なので間違って入ってきた人は回れ右です。古キョンだらけですが、国木田×谷口も少々あります。 当サイトはリンクフリーです。相互も大歓迎です。 リクエストなども受け付けておりますので拍手かメールフォームよりお気軽にどうぞ。
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ギャグです
キョンのキャラ崩壊です
苦手な人は回避してください
キョンを壊すのはちょっと楽しかったv

拍手の入れ替えはもうちょっと待ってくだ…さ…い…


以下、ss本文は「続きを読む」から。


あの時にもっと危機感を持っていればこんなことにはなっていなかったのに
後悔は先にたたないものだ

「古泉くん」
「はい。なんでしょうか」
「なんか面白いことないかしら」
部室で涼宮さんがつまらなそうにしている
そろそろ機関に言って新しいことを考えなければいけないな
「たとえばどんなことが?」
涼宮さんの要望を聞いておく
出来そうなことならいいのだが…

「んー。そうねぇ」
涼宮さんは部室をキョロキョロと見渡して何かを探している
『面白いこと』は合宿の時のように何かを思い浮かべていたわけではなかったことがはっきりした
さて、ではどんなことを提供したらいいでしょうね
「あ!そうだわ!例えば…ね。お茶が惚れ薬になっちゃうとか!!」
「惚れ薬…ですか?」
「ええ!!」
「…誰に飲ませるんでしょうか?」
「え、え?あ、の。…べ、別に。ただの思い付きよ。大した意味はないわ」
涼宮さんはそっぽを向いてしまう
言い過ぎたのでしょうか?でも、閉鎖空間の連絡はないので気分を害しているわけではないようだ
それにしても、誰に効能が出て欲しいのかすぐにわかりますね
ええ、もちろん彼に、でしょうね
涼宮さんは意地でもそんなこと言わないでしょうがね
彼にこの話をしてみたらどんな反応を示すだろうか
「はぁ?またハルヒが変なこと思いついたのか?勘弁してくれよ。俺を巻き込むなよ」
くらいだろうか?自分が望まれていることに気付いているのか気付いていないのか
気付いていて、はぐらかしているのは罪だし、全く気付いていないのも罪だ
しかし、惚れ薬なんて本当にあったらどうなるんでしょうかね
彼が周りの目も気にせずに愛を語るなんて、そんな姿は一生見れないだろう
見てみたいような気がしてしまう
それで照れている涼宮さんも

コンコン

「はーい」
朝比奈さんが返事をする
九分九厘、彼だろうなと思っているとその通り彼が入ってきた
「今、お茶淹れますね」
「ありがとうございます、朝比奈さん」
あの笑顔を朝比奈さんだけでなく、涼宮さんにも向けて欲しいものです
涼宮さんの方を見るとなんだかずっと朝比奈さんの方を見ているようだった
どうしたのだろうか
何か新しい思いつきでもしたのだろうか
彼は何も気にせずに席に着き、また朝比奈さんを見ている
涼宮さん、彼と2人分の視線を一身に浴びている朝比奈さんを自分も眺める
「はぁい。おまたせしましたぁ」
朝比奈さんがお茶を持って振り向くと、笑顔が一瞬にしておどおどとした表情に変化した
「ふぇ?あたし、何かしましたかぁ?」
「いいえ。何も。お茶、ありがとうございます」
彼は涼宮さんが朝比奈さんを見つめていたことに対して何も思っていないようだった
…朝比奈さんを見つめる?
確かにそう見えたのだが、さっき涼宮さんが考えていたことは…
もしかして?
「お茶を飲まないで下さい!!」
1つの可能性が思い浮かんで思わず叫んでいた

ごっくん

しかし、どうやら遅かったようだ
彼は僕の大声に驚いたらしくお茶を飲みくだす音が大きく響いた
「なんだってんだよ!?」
こちらを見た彼はいつも通りだった
あれ?なんとも無い?なんだ、杞憂だったか…

「古泉、おまえって格好いいよな」

あん…し…ん?
「いつも思うんだが、おまえは10人に8人が振り返るようないい男だな。背も高いし物腰も柔らかくて…」
「ちょ、ちょっと待ってください!!」
「え?」
「どうしたんですか?」
「思ってることを言っただけだが」
「キョン?あんた変よ?」
「別に変なことは何も無い。いつも思っていたことを口に出しただけだ。古泉は格好いいからな」
惚れ薬…?
てっきり、飲んだら涼宮さんのことが好きになるお茶になると思っていたのですがなぜ僕をこんなにも褒めているんでしょうか
彼らしくないにも程があります
褒められているものの、嬉しい、とは到底思えない。
はっきり言って気持ち悪い
「何よそれ。つまんない遊びね」
涼宮さんの不機嫌が増しているようだ
「遊び?俺は本気だ」
「キョン。冗談も程々にしなきゃダメよ。つまんないって言ってるでしょ?」
「冗談じゃねーって言ってるだろ。俺は古泉が好きなんだよ」

「「「え?」」」

涼宮さん、朝比奈さん、僕の見事なはもり
こんなことはありえない
そう、平常の彼ならありえない
僕のことを好きだなんてそんなことはありえない、あるはずもない
「キョン、馬鹿なこと言ってるんじゃないわよ」
「馬鹿なことってなんだよ!!俺は本気で古泉が好きなんだよ!!」
「あ…んた」
涼宮さんは彼に圧倒されて何も言えなくなってしまったようだ
長門さんの方に振り返ると、無表情だが本から顔を上げてこちらを見ている
なんとかしてもらえないでしょうか?
こんな彼を見るのは長門さんも嫌なんじゃないでしょうか?
いくらかの希望を持って長門さんを見つめるが、彼女の口が動く気配はなかった
そうか、観察することだけが自分の役割だったと夏休みに言っていたな
「古泉、なんで長門の方ばっかり見てるんだ?」
彼の不機嫌そうな声が聞こえる
「キョン、本気なの?」
「だから、本気だって言ってるだろ!」
「…そう」
「キョ、キョンくん!!どうしちゃったんですかぁ?」
本当にどうしたらいいんでしょうか
まだ閉鎖空間の連絡は無い
今は驚いていて不機嫌になる余裕も無いのだろうが、時間の問題だろう
きっと特大のものが出来るに違いない
ああ、さっきの話題の時に「そんなことはありえませんよ」と否定しておけばよかった
涼宮さんに「ありえない」ということをもっと認識させればこんなことは起きなかったに違いない
失敗だ、大失敗だ
「古泉、何考えてるんだ?」
彼が僕に話しかける
こんなに彼が話しかけてくるなんて前代未聞だ
はぁ、ありえない
始末書だけで済むだろうか
涼宮さんの『惚れ薬』の効果のイメージはどんなものなのだろう
大体、どうして僕が選ばれたのだろうか?
「古泉、さっきから無視すんなよ」
……もう、嫌だ
「すいません」
貼り付けたような笑顔でそう言うのがやっとだった
しかし、先程からの彼の問いかけに返答していなかったためか僕がそう言っただけで彼は嬉しそうな顔をした
えーっと。
そんな顔をされても普段と違いすぎてどうしたらいいか戸惑うだけなんですけど…
「古泉、今日一緒に帰らないか?」
「はい?」
別に約束なんてしなくても最近は5人で帰ることが普通になっている
わざわざ約束するなんて、恋人同士のようだ
「嫌か?」
「いや…ではないのですが」
涼宮さんの方を見るとどうしたらいいのかわからないような顔をしている
実際、どうしたらいいのかわからないのだろう
当然だ
僕だってそうなのだから、その気持ちは嫌と言うほどわかる
「じゃあ、一緒に帰ろうな」
聞いたことも無いような明るい声
人格が全く違うものとなっている
ニコニコしながら彼はこちらを見ている
「今日はなんのゲームにするんだ?」
いつの間にか一緒に帰ることは決定事項となってしまったようだ
しかも、帰るまでの時間はいつも通りボードゲームをして過ごすようだ
つまり、今日はずっと彼を独り占めすることになってしまうということか
「なんでも構いませんよ」
「そうか?でも、俺もなんでもいいぞ。古泉がやりたいのをやろうぜ」
彼とは思えないセリフ
「キョン」
「なんだ?ハルヒ」
涼宮さんの方を見ずに僕を見たまま返事をしている
どうか涼宮さんを見てお話してください
「本当に古泉くんが好きなのね?それは恋愛感情としてよね?」
「ああ」
「そう。わかったわ。…今日は解散」

パタン

とても静かにドアが閉まる

ブーブーブー

携帯電話が鳴る
ああ、とうとう閉鎖空間が発生したようだ
ここまでよくもったものだ
メールを見ると思った通り巨大閉鎖空間発生のしらせだった
行かなくては
「僕も行かなくてはならないようです」
椅子から立ち上がりながらそう言うと
「そっか。じゃあ、帰るか」
という嬉しそうな顔をした彼も立ち上がる
「いえ。僕一人で」
「なんでだよ。嘘吐いたのか?」
「嘘と言いますか…」
「さっき約束したばっかだろ」
「そうですが…閉鎖空間が発生してしまったので、すぐに行かなくてはいけないのです」
涼宮さんはもう聞こえる範囲にはいないだろうから言っても平気だろう
「ん?ハルヒになんかあったのか?」
なぜ閉鎖空間が出来ているのかもわからないらしい
説明しても今の彼には無駄だろう
「いえ、知らなくても結構です。ですが、帰らせていただきます」
「嫌だ」
「は?」
間髪いれずに断られるとは思っていなかった
「俺との約束のが先なんだから、一緒に帰るぞ」
「いえ、ですが…僕が行かなければ世界が崩壊してしまうかもしれないんですよ?」
「嫌だ。一緒に帰るぞ」
「困ります」
「なんだよ。ハルヒに全部ばらすぞ」
「え?」
「ハルヒが神様だとか思っている奴らがいるとか今までに起こったことを事細かに言うぞ」
「本気ですか?」
「本気だ。それが嫌なら一緒に帰れ」
彼がこんなわがままを言い出すなんて信じられない
彼が言ったことは涼宮さんはあまり本気にしないだろうが、詳細に今までのことを言えばそうとも限らない
しょうがない
どうせ今行ったとしても巨大化するのを抑えるだけで閉鎖空間を完全に消失させるのは無理だろう
「わかりました」
「本当か?じゃあ、すぐに帰ろうぜ」
「ええ。ですが、ちょっと待ってください。…朝比奈さん、長門さん、ちょっと」
「あ、はい」

文芸部室を出て少し離れたところで朝比奈さんと長門さんと話す
「まず、今の彼は本来の彼ではない。ですよね」
「あんなのキョンくんじゃありません」
「彼は彼」
「質問の仕方がいけませんでしたね。肉体は彼のものでも、彼本来の意思では無くなっている。という意味です」
「それは、そう」
「それは彼が飲んだお茶のせいでしょうか」
「そう」
「やはりそうですか」
「え?え?あたしが淹れたお茶ですか??」
「朝比奈さんが気に病むことはありません。涼宮さんが『惚れ薬』を彼が飲むことを望んだ。よってお茶にその効能が付加された。という

ことでよろしいでしょうか」
「いい」
「しかし、どうして彼が僕のことを好きになったんでしょうか。涼宮さんでなく」
「涼宮ハルヒは最近、飲んだ後一番初めに見た人に効果が現れる惚れ薬が出てくる小説を読んだ。その影響」
「なるほど」
彼が飲んでいる途中で僕が叫んだから飲んだ直後に彼は僕を見た
そのせいか
やること成すこと裏目に出てしまったのか
「古泉ー。古泉ー」
彼が僕を呼ぶ声が聞こえる
そんなに時間は経っていないというのに迎えにきたというのか?
もう時間はないようだ。とりあえず最低限確認しなければいけないことを確認する
「長門さん、なんとか出来ませんか?」
「彼の精神を元に戻すことは可能。しかし、情報統合思念体はこの状況を観察していたいため、何もしない」
「やはりそうですか。朝比奈さんはどうですか?」
「ふぇぇ、すいません。何も出来ません」
「わかりました」
「古泉ー!!」
どんどん彼の声が近付いている
「それでは」

「はい。ここにいます」
「古泉っ!」
もう、この変な彼に慣れるしかないのだろうか
どうしたら直ってくれるのだろうか
ああ、それよりも今日中に世界が終わってしまわないだろうか心配だ
しかし今日中に世界が終わらなくてもこのままの状態が続けば近いうちに崩壊してしまうだろう
「帰ろうぜ」
「はい」
涼宮さんの読んだ小説では薬を飲んで一番初めに見た人にその効能が現れる…
その小説ではその効能が続いたのはどのくらいだったのだろうか
一生…ではないだろう
小説を参考にしたならばきっとその効能には期限があるにちがいない
その時までこの世界が終わらなければ大丈夫だ
「では、カバンを取りに行ってきますね」
「その必要はないぞ。ほい」
とっておきの笑顔、という表現がぴったりな顔でカバンを突き出してくる
彼が甲斐甲斐しく振舞っている人のようでなんだか背中がむずむずしてくる
「ありがとうございます」
「これくらい全然いいぜ。他になんか俺に頼みたいこととかないか?」
本心を言うならばその気持ち悪い僕に向けての好意をはやく失くして欲しい
が、それを彼に言ったところでしょうがない
涼宮さんがなんとかしてくれないだろうか
今すぐに彼が正気に戻ればなんとかなると思うのだが
それで涼宮さんに「冗談だ。すまん」とでも言ってくれればきっと全てが収まるのだ
そうしてもらえないだろうか
涼宮さん。お願いします
それを強く願ってください
しかし、その願いもむなしく

「何もないのか?」

こちらを窺うような仕草で彼が聞いてくる
その行為に思わず胸が高鳴る
って!!胸が高鳴るってなんだよ!
ありえないありえない
馬鹿じゃないのか

「どうかしたか?」
「どうもしませんよ」
平常心、平常心だ
なんだ?僕のお茶にまで何かしらの作用が出たのか?
だって、ありえないだろう
彼が可愛く見えるだなんて
そんなことはありえない
「そうか?」
「え…ええ」
「じゃあ、帰ろうぜ」
「はぁ」
もうどうにでもなれ、と考えている自分がいることに気付く
いや、そんな考えではいけない
自分で活路を見出さなければ
そう思うが、どうすればいいのか思い浮かばない
困ったものだ
軽い足取りの彼と重い足取りの自分
「古泉と帰れて嬉しい」
もう、勘弁してくださいよ
どこの少女漫画の主人公ですか
正気を取り戻して、このことを覚えていたら悶絶するのではないだろうか
首吊りたい、とまで考えそうな行動だといつもの彼と比較してそう思う
「お前は嬉しくないのか?」
「いや…その…」
これは肯定するべきなのか否定するべきなのか判断がつかない
「一緒に帰るの珍しくないじゃないですか」
否定も肯定もしないことにした
事実だし、無難な話じゃないだろうか
と、思ったのになんで嬉しそうな顔をしているんですか?
「そうだな。いつも一緒だったな」
……そうですか。そういう解釈をなさるんですか
それならば、もう何も言いません

そのまま無言で数分
自分から招いた事態だが、なんとなく気まずくなってきた

「古泉、手、繋いでいいか?」

「は?」

「手だよ、手。何回も言わすなよ」
さすがに思考回路が止まる
「いい…のか?」

思考回路が復活
すると手に感触がある

「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

手を振りほどく
彼が悲しい顔をしている

もう、どうすればいいのかわけがわからない

気がついたら走り出していた
彼が追いかけてくる気配は無い
それに、自分は機関で一応訓練した身だ
彼が追いかけてきたとしても追いつかれる心配は無いだろう


ガチャ、バタン!!

ベッドに倒れる
つ、疲れた…
ああ、彼を放っておいて良かったのだろうか
もう、わからない
放っておいた携帯電話を取り出す
閉鎖空間が発生してからもそれを放っておいたからひっきりなしに連絡が来ていただろう
恐る恐る電源を入れる
すぐに電話が掛かってきた
森さんからだ
「はい。申し訳ありません」
「古泉、何をしているんですか?」
「家に居ます」
「閉鎖空間が発生していることはわかってますね?」
「はい」
「何をしているんですか?すぐに向かってください」
「はい」
「では、すぐに迎えが行くので家の前で待っていてください。外に出ながらで構いません。涼宮ハルヒの様子はどうですか?」
「涼宮さんは不機嫌でした」
「そんなことはわかっています。近くにいたあなたしかわからないようなことを聞いているのです」
「はぁ」
頭が回らない
そうだ。自分の役割は涼宮さんの観察も含まれているのに今日は大変なことが起こってからは自分のことでいっぱいいっぱいで涼宮さんの

精神分析をするまで詳しく見ていなかった
これでは機関の人員として失格だな
「古泉、今日起こったことについて大体のことは聞いています。あなたはどう思いますか?」
「涼宮さんが思い浮かべた『惚れ薬』のイメージが全てだと思います。長門さんによると最近涼宮さんが読んだ小説が影響しているとのこ

となのでその小説がわかればなんとかなるかと」
「そう。それならその部門の人に任せましょう」
「はい、わかりました」
「あなたは神人を倒すことだけを考えなさい」
「はい」
会話をしているといつもの黒いタクシーが見えた
「それでは、いってきます」
「頑張ってください」
森さんと話していたら自分の状況も見えてきた
そう、惚れ薬の影響なのだから彼は普通じゃない
彼に惑わされるなんてどうかしてる
それよりも今からすることについて考えなければ
森さんは閉鎖空間が広がって大変なことになっている、とは言わなかった
つまり、思っていた状況よりはマシだということだ
きっと涼宮さんもあまりにも普段と違う彼に戸惑っているのだろう
どうすればいいのかわからないままでいて欲しいものだ

とりあえずは目の前のタクシーに乗り込み、閉鎖空間に行ってこよう
そして、この世界を守る
それが僕の役目なのだから

 


次の日、脱力した
願っていたことには違いないが、朝になり彼がいつも登校する時間になったら閉鎖空間の拡大は全く無くなり神人の動きもほとんど無くなった
涼宮さんの不機嫌の元が無くなったということだ
つまり、彼が元に戻っていたのだろう
涼宮さんがイメージしたものは1日しか効果がないもの、ということだろうか
何はともあれ、良かった。


コンコン
いつも通りのノックの音
返事をすると彼が入ってくる
彼が僕を見て嫌そうな顔をする
ああ、間違いなくいつも通りの彼だ
朝比奈さんも涼宮さんもいないこの部屋に嫌気がさしているのだろう
「こんにちは」
「ああ」
彼は目線を合わせない
ここまで避けられているのは珍しい
涼宮さんから昨日のことを何か言われているのだろうか
「どうかしましたか?」
「何も」
昨日、いいだけ振り回されたのだから何か言っても許されるのではないだろうか
そう、これくらい言ってもいいだろう

「僕のことが好きですか?」


こっちを慌てて見る彼を少し可愛いと思ってしまったのはきっと僕のお茶にも惚れ薬が入っていたからなのだろう

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HN:
彼方
年齢:
30
性別:
女性
誕生日:
1986/12/06
職業:
会社員
自己紹介:
社会人2年生になりました。
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